- 物流施設
20/12/03
霞ヶ関キャピタル、物流施設ブランド「LOGI FLAG」立ち上げ
霞ヶ関キャピタル(本社・東京、河本幸士郎社長)はこのほど、物流施設ブランド「LOGI FLAG (ロジ フラッグ)」(商標出願中)を立ち上げた。EC(電子商取引)市場の拡大で倉庫需要が高まるなか、物流施設開発を今後の主力事業に据える。コールド型倉庫、オートメーション型倉庫、ドライ型倉庫などのさまざまな施設開発で、顧客のニーズにこたえる。
同社の物流施設開発の特長は①コールドチェーン×環境配慮②EC×ラスト1・5マイル③市街化調整区域×開発ノウハウーーの3つ。環境配慮型のコールドチェーン物流施設の開発に取り組む。また、大型物流倉庫と各地域の配送拠点の中継地点の開発を推進。開発ノウハウを生かし、市街化調整区域で不動産価値の創造を図る。
ブランド展開の一環で千葉県船橋市に冷凍冷蔵倉庫を建設する。敷地面積は3630平方メートル。4階建てで、建物面積は6930平方メートル。このほか千葉県の湾岸地区に冷凍冷蔵倉庫、埼玉県の内陸地区にドライ倉庫を開発予定。
同社は今年6月に物流事業部を創設。2030年のフロン規制に向けた冷凍冷蔵倉庫の設備投資のほか冷凍食品の消費増加による冷凍冷蔵倉庫の需要拡大なども見据え、物流施設開発に着手した。