• 物流企業

20/12/03

センコー、UACJ物流を子会社化し重量物輸送を強化

 センコー(本社・大阪市、福田泰久社長)は12月、世界トップクラスのアルミニウム総合メーカーのUACJ(同・東京、石原美幸社長)のグループ会社で、重量物の輸送事業などを行っているUACJ物流(同・名古屋市、福井裕之社長)の66・7%の株式を取得。子会社化する。
 UACJ物流は、1994年創業で資本金は2億円。国内8か所に営業拠点を有し、アルミニウム関連、伸銅品など幅広く輸送している。小型から大型、トラクターヘッドまで多種多様な車両を約100台保有するとともに、本社に整備工場を併設して自社車両の安全運行体制を支えている。
 センコーはUACJ物流の子会社化で、重量物輸送を得意とするセンコーエーラインアマノとの連携による事業拡大や生産性の向上、センコーグループの輸送力の確保と増強、UACJグループとの取引拡大などを目指す。また、UACJ物流は、センコーが持つ多くのリソースとノウハウを活用しながら、さらなる事業の発展を図っていく。