- 物流企業
20/12/01
京葉流通倉庫、ラピュタロボのピッキングアシストロボを導入
京葉流通倉庫(本社・埼玉県戸田市、箱守和之社長)はこのほど、さいたま市岩槻区の倉庫で、協働型ピッキングアシスタントロボット(AMR)を導入した。人手不足の解消や、新型コロナウイルスの流行という厳しい状況の、解決策のひとつとして決断した。
ラピュタ・ロボティクスとプラスオートメーションが提供する物流ロボティクスサービスを採用した。
岩槻倉庫は、スーパーマーケットやホームセンターなどの量販店向けのピッキングオペレーションを行っている。日用雑貨品は商品のサイズや重量の個体差が大きい。そこで、システム上で荷物のサイズや重量を把握し、適切にオーダーをAMRに割り当てる仕組みの導入。併せて、オリコン(折り畳みコンテナ)2個搭載できるようにAMRを改良した。
導入に際しては、既存のWMS(倉庫管理システム)に適合した調整も実施。例えば、出荷こん包表示ラベル印刷との連携など柔軟に対応した。
京葉流通は今後もデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進や、物流プロセスの標準化などを通じ、「顧客の喜び実現に向け努力する」。