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20/12/01

日新、日中欧Sea&Rail一貫輸送サービスの新ルート試験輸送実施

 日新(本社・横浜市、筒井雅洋社長)は11月27日、日本発・武漢経由・欧州ドイツ向けのトライアル輸送を実施している。複合輸送商品「日中欧Sea&Rail一貫輸送サービス」の新規ルート開発とさらなる利便性の向上が狙い。
 武漢発の定期貨物列車「中欧班列」の利用で、豊富な向け地・便数によるスケジュールの安定性が見込まれる。また、すでに商品化している厦門経由ルートとともに、多様化する顧客ニーズにも柔軟な対応が可能になる。
 これは、武漢市政府が海外から武漢市を経由し、中欧班列を利用した欧州向け輸送サービスルートの構築を進めたいとの狙いに対応したもの。日新と共にSea&Railの商品開発を進めているシノトランスジャパンと合同で進める。
 今回のトライアル輸送では、40フィートコンテナ1本を11月27日に名古屋港から発送。中国武漢港まで海上輸送したのち、武漢発ドイツ、デュイスブルグ行きの中欧班列に搭載。12月23日にデュイスブルグ到着する。合計輸送日数26日間を計画している。

トライアル輸送にて使用する40フィートコンテナ