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20/11/19

ワールドサプライ、商業施設の運営効率化へバックヤード一括支援

 SGホールディングスグループのワールドサプライ(本社・東京、坂上公彦社長)は11月20日、同日リニューアルオープンする心斎橋パルコ(大阪市中央区)で、バックヤード業務の一括支援サービスを開始する。仕入れ先から店舗までの配送・商品管理、館内物流、施設管理まで一連の業務を請け負う。入居テナントへのサポートサービスも展開し、商業施設全体の運営効率化を後押しする。 

 これまでも百貨店や大規模小売店の納品代行や店内配送を手がけてきた同社。今回のサービス「World Supply Retailing Support Service(WS RSS)」では、小売店の商品の検品・値付け・在庫管理から仕分け・納品までを一括代行。施設内での館内配送と荷受場管理・配送カウンターなどの施設管理業務を担うほか、店舗在庫を店外に移設し、適時商品を売場まで供給する「クイックストックヤード機能」まで、すべて包括したパッケージサービスで提供する。同時に情報システムを構築し、ビジネスを円滑化する。

「World Supply Retailing Support Service(WS RSS)」の概要

 

 バックヤード業務の一括支援と併せ、「テナントサポートサービス」で小売店の店舗業務を支援する。これまでテナント従業員が行っていた接客、商品の陳列、店内清掃、値札付け、在庫管理まで幅広い店舗業務を同社スタッフが代行。人手不足やバックヤードスペース不足などの課題解決を図る。心斎橋パルコ内の「東急ハンズ心斎橋店」からは、同サービスで商品の在庫管理を受託し、文房具や日用品などを棚ごとに仕分けした状態で納品する。

ワールドサプライの「魅せる配送」