- 物流企業
20/11/18
上組、子会社が神戸市に冷凍・冷蔵倉庫をしゅん工
上組(本社・神戸市、深井義博社長)の子会社日本ポート産業(同・同、岡田貢社長)は9月30日、神戸市に冷凍冷蔵機能を備えた倉庫をしゅん工した。近年流通量が増加している冷凍食品や畜肉、果汁などの冷凍冷蔵貨物の倉庫需要に応える。
所在地は神戸市東灘区住吉浜町18ノ12。鉄筋コンクリート造の地上4階建てで、延床面積は1万7898・48平方メートル。マイナス40℃の急速冷凍庫690トン、マイナス25℃の冷凍庫1万5300トン、マイナス25〜プラス5℃の冷凍冷蔵庫5450トンの収容能力を有する。その他、垂直搬送機3基、貨物用エレベーター1基、解凍室を備える。
新倉庫は「高効率で環境負荷の少ない施設」をコンセプトに、冷凍冷蔵設備の冷媒ガスにフロンガスを使用せず、自然冷媒ガス(アンモニア、CO2)方式を採用。
また、屋上一面に太陽光パネルを敷設し、倉庫で使用する電力の一部を賄う環境に配慮した施設となっている。