- 物流企業
20/11/16
トランコム、エアトランクとの資本業務提携を締結
トランコム(本社・名古屋市、恒川穣社長)は11月13日、宅配型トランクルームサービスを提供するエアトランク(同・東京、福岡英成社長)と資本業務提携契約を締結した。トランクルームと宅配を融合させた同社のサービスを拡販し、新しいラストワンマイル事業を構築する。
現在、トランクルーム市場は年々拡大している。収納に関する調査では、住宅に十分な広さを確保することが難しく、またコロナ禍が長引く中で在宅時間が増えていて、住居に求められる役割も多様化し、新しいスペースの確保の必要性も生まれており、収納サービスは今後も拡大していくと想定される。
エアトランクの提供するサービスでは、季節用品や旅行用カバンなどたまにしか使わないものを保管するサービス。自社で集配能力を持ち、利用者の玄関前まで無料で集荷・配達を行うのが特長。
設立後、関東で拡販を行ってきたが、トランコムと資本業務提携をすることで、トランコムグループでラストワンマイル機能を持つトランコムDSと協力し、中部・関西圏での拡販を目指す。
トランコムは、ラストワンマイルを含む配送システムの構築と、営業力・接遇力を生かした新たなサービス開発に取り組む。