コカ･コーラ、22年末明石工場敷地内に最新自動物流センター建設

　コカ･コーラボトラーズジャパン(本社・東京、カリン・ドラガン社長)は2022年末、兵庫県の明石工場内に「明石メガＤＣ」を建設する。最新自動化システムを投入し、急速に変化する市場環境や、多様化する顧客のニーズに迅速に対応する。
　所在地は兵庫県明石市大久保町西脇152。敷地面積は７万8992平方メートル。地上３階建てで、延床面積は４万3440平方メートル。保管能力は国内最大級の６万パレットで、年間約8000万ケースの製品を大阪府、兵庫県に向けて出荷する。
　同社では、16年５月から全エリアの物流体制とコストの最適化を目指した大型プロジェクトを進めている。埼玉工場敷地内でも明石メガＤＣと同規模の埼玉メガＤＣを建設中で、こちらは21年初旬の稼働開始予定。