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20/11/13

センコー、モーダルシフトで物流連から表彰

 センコー(本社・大阪市、福田泰久社長)は11月11日、日本物流団体連合会(渡辺健二会長)から「モーダルシフト取り組み優良事業者賞」を受賞した。受賞内容は「実行部門」と「有効活用部門」の2部門。

11月11日に行われた表彰式。写真右から、センコー福田 泰久社長、一般社団法人 日本物流団体連合会 渡辺健二会長

 

 「実行部門」では同社が幹線部門で、貨物総輸送量のうち鉄道・海運の利用比率が40パーセント超を達成した実績が評価された。

 「有効活用部門」では、関西地区から九州地区間の食品、樹脂、ソーラーパネルなどの往復輸送について、トラック輸送から海上輸送へのモーダルシフトを実現したことが評価された。  取り組み内容としては、社内収集ネットワークで両地区の集約拠点(ハブ)に荷物を集約することで、まとまった物量確保と安定した配送力を確保した。また船便欠航に備えて、広島県の東広島を折り返し地点とする自社トレーラーのドッキング輸送体制を構築し、安定的な幹線輸送体制を実現した。    また、この取り組みにより同社はドライバーの運転時間について、年間2000時間以上の削減効果を見込んでいる。