- 物流企業
20/11/06
SBSゼンツウ、パルシステム物流拠点で新型HV車両導入
SBSゼンツウ(本社・埼玉県戸田市、近藤治水社長)は10月15日、埼玉県熊谷市のパルシステム生活協同組合連合会熊谷センターで環境配慮型車両4台の運行を開始した。同センターが重視する生産性向上と環境配慮の両立に配送担当企業として応える。
導入したのは、大型ハイブリッド冷凍車2台と発電式中型冷凍車2台。大型トラックには、走行中に発生する回生エネルギーを大容量バッテリーに蓄え、その電力で走行だけでなく、冷凍コンプレッサーも駆動できる発電式冷凍装置を搭載。
また発電式中型冷凍車は発電機を搭載し、余った電気をバッテリーに蓄電することで、アイドリングストップ時でも冷凍装置を稼働状態で維持することが可能。また荷降ろしや荷積み時の扉の開閉時も、庫内温度の上昇を一定に抑える。
いずれも食品輸送にとって不可欠な高品質な温度管理を実現しつつ、温室効果ガスを軽減する最新式の環境配慮型車両となっている。