- 物流企業
20/11/06
ココネット、親子に食品を届ける支援事業に参画
セイノーホールディングスの関連子会社で、買い物弱者などの社会的課題の解決を目指すココネット(本社・東京、河合秀治社長)は11月4日から、親子に食品を届ける支援事業で、食品の回収・輸送を担当する。貧困など困りごとを抱えている子育て世帯を継続的に支援するため、安定期に食品を調達・流通する仕組みづくりに参画する。
ココネットが参画する支援事業は、「こども食堂事業」などの運営を行っている認定NPO法人フローレンスと西友が協働でスタートさせる親子支援事業。
九州地域で展開するスーパーマーケット「サニー」の福岡市内の4店舗から食品寄付を受け、地元の子ども食堂を支援する「ふくおか筑紫フードバンク」を通じて、子育て中の家庭に食品を届けるというもの。
ココネットは、毎週水曜日午前にサニーの各店舗で寄付食品を集荷し、西友の物流センターに集約。その後「ふくおか筑紫フードバンク」へ輸送する。午後にはフードバンクを通じて対象家庭に配布される仕組みだ。
同支援事業は主に福岡県筑紫地区で実施し、今後は九州地域での拡大を目指していく。