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20/11/04

矢崎エナジー、フォークリフト向けドライブレコーダー発売

車載器本体外形寸法:91(幅))×55(高さ)×41・6(奥行き)(単位:ミリメートル)

 矢崎エナジーシステム(本社・東京、矢﨑航社長)は11月2日、フォークリフト向けドライブレコーダー「YLD1」を発売した。無線LANを利用したデータ管理や、各種センサーやカメラを活用した危険挙動や積み荷の揺れの感知が可能で、安全かつ効率的な運用に貢献する。
 トラック・バス・タクシー業界で長年培ったタコグラフとドライブレコーダーのノウハウを生かして開発した。無線LAN通信による効率的なデータ管理・運用が特長。車載器に搭載されたSDカードのデータが専用サーバーに自動でアップロードされるため、運転者は操作が不要となる。
 また、外付け用カメラ(オプション)による画像認識で積荷の有無や揺れを検知し警告する機能や、ビーコン(オプション)による運転者自動判別、作業者の接近警告・記録の機能を搭載。フォークリフトの稼働状況や危険運転の映像などから、収集したデータを解析することで、安全管理の追求や業務効率の改善が期待できる。
 YLD1は車載器6万6000円、電源ユニット1万円、記録用SDカード1万5000円から。基本サービス料はウェブアプリ利用料、サーバー利用料、保守費用込みで1台当たり月額1480円。オプションは、ビーコン8000円、外付け用カメラ3万5000円(各税別、取り付け費用別途)。ユーザーの環境により無線LAN通信の新設が必要だ。

全体構成イメージ図