• その他

20/10/27

住友商事と住商グローバルロジ、オープンロジと通販物流強化で業務提携

 住友商事(本社・東京、兵頭誠之社長)と住商グローバル・ロジスティクス(同・同、沖廣克也社長)は10月22日、オープンロジ(同・同、伊藤秀嗣社長)と、EC(電子商取引)の物流分野で業務提携をした。
 EC市場は国内外を問わず急激に成長しており、効率的で安定した物流システムの構築が喫緊の課題。そこで、オープンロジのEC物流に関する知見やネットワークを活用・拡充し、EC事業者の成長に合わせた物流機能を提供し、事業拡大と新規顧客開拓を目指す。
 オープンロジはプラットフォーム(基盤)を通じた物流サービスを提供。大手ECプラットフォーマーや倉庫会社、配送会社との連携で、EC事業者の「すぐに販売を開始したい」「初期費用のかからない従量課金制としたい」といったニーズに確実に応え成長。また、標準的なサービス仕様をもとに物流会社をネットワーク化。個別の問い合わせや見積もりが不要で、固定費ゼロの物流フルフィルメントサービスを8000社以上に提供している。
 住友商事は、消費地近接型物流施設「SOSiLA(ソシラ)」を展開。住商グローバル・ロジスティクスは大規模EC事業者向けにカスタムメイド型の物流機能を提供している。
 両社は、「ライフスタイルの変化に対応すると同時に、日本の物流業界の課題解決に積極的に貢献していく」としている。また住友商事はオープンロジの第三者割当増資を引き受けた。