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20/10/23

プロロジス、宮城・岩沼の物流施設を再開発

 プロロジス(本社・東京、山田御酒社長)は、2022年4月、宮城県岩沼市のマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク岩沼1」を再開発し、新施設をしゅん工する。 搬出入のスピードや物流作業の効率向上への機能拡充を図り、「東北地方全体への戦略的物流拠点」としての活用を見込む。
 20年4月に火災で焼失した旧「プロロジスパーク岩沼1」の敷地に再開発する。所在地は宮城県岩沼市空港南3ノ2ノ35。敷地面積は4万5704平方メートル、 地上2階建て鉄骨造で、延床面積は5万446平方メートル。
 旧施設には無かったスロープを新たに設け、大型車両が上階に直接アクセスできる構造。東北エリアでは希少な1フロアオペレーションが可能で、トラックバースや荷さばきスペースも十分に確保。円滑な物流オペレーションを後押しする。
 大型車両が走行できる車路を建物外周に整備するほか、トラックの待機スペースや施設従業員の乗用車用駐車場も十分に確保し、利便性の高い職場環境を整える。また、水害対策として用地をかさ上げする。
 入居企業は最大6社で、現在募集中。同施設は「岩沼臨空工業団地」内に立地。仙台空港および仙台空港駅から約2キロメートル、仙台市中心部から約15キロメートル、仙台港から約18キロメートルに位置している。

「プロロジスパーク岩沼1」完成予想パース