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20/10/22

Hacobu、トラック予約受付サービス「MOVO Berth」に9つの機能追加

荷量から作業時間を自動算出するオプション機能の表示画面

 デジタル物流情報プラットフォーム「MOVO(ムーボ)」を提供するHacobu(本社・東京、佐々木太郎社長)は10月19日、トラック予約受付サービス「MOVO Berth」に荷量から作業時間を自動算出するオプション機能など新たに3つの機能を追加した。既存の6つの機能にも改良を施し、物流現場の業務効率改善に貢献する。
 MOVO Berthは、トラックバースの予約や物流施設の入退場受付をオンライン上で管理できるアプリケーションで、入出荷情報の共有化や車両の平準化を行うことが可能。
 今回、追加したのは①予約なしの作業でも荷量から作業時間を自動算出する機能(オプション)②入出荷ドライバーが受入拠点の営業時間外に受付・入場することを防ぐための「受付可能時間」の設定③ユーザーの多様な運用パターンに対応するため、予約をしてきたドライバーが受入拠点側への連絡事項を編集できる機能――の3つ。
 

予約カードに示されたクリップマークの表示画面

 既存機能ではユーザーの要望を取り入れ、作業工程や作業量が一覧表示されている「バース表」の予約カードに、納品伝票などが添付されているかどうかがひと目で分かる「クリップマーク」を表示できる機能を追加。ドライバーに簡単に受付を済ませてもらうため、出荷元・出荷先拠点と取引先を紐付ける機能も導入した。
 この他、予約をした配送手配会社が予約確定後の変更を受入拠点側に伝えられるよう、連絡事項を入力することも可能に。ショートメッセージ通知を受信できない受入拠点でも呼出時刻を記録できるよう、新たに「呼出中に変更する」ボタンを用意するなど改善した。
 同社は他社との差別化を図るため、以前からユーザの声を反映した高頻度の機能アップデートを行っている。