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20/10/22

西濃、労災防止へ川柳コンテストで意識醸成

 西濃運輸(本社・岐阜県大垣市、小寺康久社長)は9月から10月にかけ、全社で「労災川柳コンテスト」を開催。約1万4000点の応募から、最優秀賞に横浜南支店従業員の作品「安全は 自分自身が 責任者」が選ばれた。同社は「想定を超える数多くの応募が集まり、全社投票の投票率も99.8%にのぼるなど、全社を挙げた労災防止の意識醸成につながった」としている。
 コンテストは従業員一人ひとりの労働災害に対する意識を高め、禁止行為・遵守事項などのルールを再確認する目的で、初の取り組み。9月に全社員から作品を募り、14点が全社投票に進んだ。10月1日~13日の全社投票で、最優秀賞1点、優秀賞3点、佳作10点が決まった。
 最優秀賞の受賞者は「常に確実な安全作業を行うには、自分自身が責任ある行動を取らなければならないという思いから、今回の川柳を応募しました。これからも労働災害を起こさない強い信念を持って、行動していきたいと思います」とコメントしている。
 優秀賞は以下の通り。「しっかりと かぶれば労災 減るメット」(長浜支店従業員)、「気を抜くな 慣れた場所こそ 危険箇所」(茨木支店従業員)、「確認を 怠りわが身に 倍返し」(尼崎支店従業員)。

受賞作品