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20/10/21

日通、北九州市に九州医薬品センターをしゅん工

 日本通運(本社・東京、斎藤充社長)は10月8日、福岡県北九州市で九州医薬品センターをしゅん工した。九州内への医薬品供給のみならず、国内外の医薬品サプライチェーンを見据えた戦略的拠点。
 所在地は福岡県北九州市小倉南区舞ケ丘6ノ1ノ1。敷地面積は1万4199・17平方メートル、鉄骨造の地上5階建てで延床面積は1万7264・04平方メートル。医薬品のGDP(適正流通基準)をクリアした施設。定温、保冷の温度管理に加え、輸出入用の保税エリア、特殊医薬品エリアなどサプライチェーンのあらゆるニーズに対応する。また、保管エリアは温度、セキュリティを総合監視。災害などに備え、免震構造を採用し、非常用発電設備を設置した。
 日通は、医薬品物流の全体最適を実現する医薬品サプライネットワークの構築を図っている。12月の西日本(大阪府寝屋川市)、2021年1月の東日本(埼玉県久喜市)および富山(富山市)の各医薬品センターのしゅん工をもって医薬品サプライネットワークの全拠点が完成。2021年2月からサービスを開始する。