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20/10/15
関東地方整備局、新・港湾情報システム「CONPAS」の試験運用を実施
関東地方整備局は10月14日から23日まで、国土交通省が開発した新・港湾情報システム『CONPAS』の試験運用を、横浜港南本牧ふ頭コンテナターミナルと本牧ふ頭BC2コンテナターミナルで実施する。コンテナ輸送の効率化、生産性向上に向けた取組みを推進する。
コンパスは、コンテナ輸送のリアルタイム情報の共有・活用により、セキュリティを確保しつつ、手続きの簡素化やゲート前の混雑緩和を目指すシステム。南本牧ふ頭コンテナターミナルでは、これまで7回の試験運用を行い、ゲート前待機時間の削減などの効果を確認。今回、新たな取組みとして、第一待機場の一部をコンパス予約車の待機スペースにするとともに、優先ゲートを設けて試験運用を行う。本年度内の本格運用に向けて検証する。
また、2回目の試験運用となる本牧ふ頭BC2コンテナターミナルでは、コンパス予約車の予約確認と待機スペースを本牧ふ頭A突堤に設けて行う。
コンテナターミナル周辺の混雑が深刻化する中、ICT(情報通信技術)の活用で、ゲート処理やヤード内荷役作業を効率化するための実証を実施中。横浜港での実証を踏まえ、今後他港へも拡大していく。