- 物流企業
20/10/15
丸和運輸機関、京都に冷蔵冷凍倉庫を建設
丸和運輸機関(本社・埼玉県吉川市、和佐見勝社長)は9月30日、グループ会社の関西丸和ロジスティクスの専用物流施設「AZ-COM Logistics Kyoto」を京都府八幡市にしゅん工した。冷凍冷蔵機能を備え、関西圏全域へと配送可能。関西丸和ロジは同所に本社機能を移転し、流通業務の効率化や環境負荷低減を図る。
所在地は京都府八幡市八幡カイトリ1ノ1。敷地面積は2万32平方メートル。鉄骨造4階建てで、延床面積は3万8314平方メートル。京滋バイパス久御山淀 インターチェンジ(IC)と名神高速大山崎 ICから約2キロメートルで、関西圏全域への配送もカバーできる立地となっている。
常温・冷蔵・冷凍の3温度帯に対応したオペレーションが可能で、東・南面の2面バースを備え、垂直搬送機3台、荷物用エレベーター3台を配置。労働環境にも配慮し、ドライバー専用の休憩室・喫煙室・トイレを完備している。
非常用発電機を設置し、緊急時にも荷物用エレベーターやコンセントの電源を一部確保し、オペレーションが継続できる。LED照明の採用など省エネ対策・環境負荷低減に配慮し、今後は太陽光パネルの設置も予定している。
同施設は近畿運輸局から物流総合効率化法に基づく物流総合効率化計画の認定を受け、京都府から開発許可を取得した。10月14日に現地でしゅん工式を行った。