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20/10/09

ヤマト運輸と沖縄ヤマト運輸、「クール宅急便」でISO取得

 

認証書授与式で(左から)ヤマト運輸の栗栖社長、認証機関BSIグループジャパンの根本英雄社長

 ヤマト運輸(本社・東京、栗栖利蔵社長)および沖縄ヤマト運輸(同・沖縄県糸満市、赤嶺真一社長)は9月4日、「クール宅急便」と「国際クール宅急便」で、小口保冷配送サービスに関する国際規格ISO23412の認証を取得した。高い品質を維持し、顧客に安心して利用してもらえるサービスの提供につなげる。
 小口保冷配送サービスのうち、荷物の積み替えを伴う輸送形態を対象とする国際規格。今回のISO規格は今年5月に発行されたばかりで、「取得は世界初」(ヤマト運輸)。車両に搭載されている保冷庫などの空間の温度管理を中心に、配送中の積み替え作業に関する要求事項が規定されている。

認証の概要

 ヤマトグループは今後、、各国の物流事業者にも取得を働きかける。小口保冷配送サービス市場の健全な成長と拡大を促し、フードロスの低減など社会課題の解決に貢献するーーとしている。