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20/10/06
住友商事、農業の物流マッチングサービス実証実験
住友商事(本社・東京、兵頭誠之社長執行役員兼CEO)は10月、農家と物流会社のマッチングサービス「CLOW」(クロウ)の実証実験を開始した。日本通運(同・同、斎藤充社長)の協力でサービスの効率性を精査し、今年度中の試験導入を目指す。
CLOWはAI(人工知能)で農家と物流会社をつなぎ、最適な輸送ルートを提案するシステム。農産物の輸送ニーズとトラックの空車状況をクラウドに集約し、効率的な集荷・配送ルートをアルゴリズムで自動的に設定することができる。 実証実験は東三温室園芸農業協同組合(愛知県豊川市)の過去の農作物出荷データをもとにCLOWが設定した集荷・配送ルートについて、日通が協力して検証する。また、京都府京丹後市でも同様の実証実験を行う。