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20/09/30

鈴与、日本法務システム研究所へ出資

 鈴与(本社・静岡市、鈴木健一郎社長)は9月29日、日本法務システム研究所(同・東京、堀口圭社長)が第三者割当増資により発行する株式の引き受けを行った。関係をより強固にし、社会ニーズに応えたサービスの提供につなげる。
 両社は8月、契約書の作成から保管までのトータルプロデュースするサービス「鈴与文書管理システム(SDIS)」と、日本法務システム研究所の契約書作成支援システム「LAWGUE(ローグ)」、電子契約サービス「クラウドサイン」とを連携したサービスを開始した。
 これにより、電子契約と紙の原本とPDF化されたデータが一元化。現在、テレワークの普及を阻む大きな課題の一つとなっている契約書作成業務・管理業務が飛躍的に効率化され、顧客の課題解決と品質向上の両面に寄与する。
 現在、デジタル化を推進する一連の法改正がさまざまな分野で進み、リーガルテックの発展しやすい環境整備が進んでいる。昨今のデジタル化、働き方改革、ペーパーレス化などの流れを受け、その必要性はますます高まっている。また、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によりテレワークが急速に普及。リーガルテックサービスの市場は拡大傾向となっている。