• 物流施設

20/09/29

大和ハウス、22年6月戸塚に延べ床12万平方メートル強の新施設しゅん工

「DPL横浜戸塚」外観パース

 大和ハウス工業(本社・大阪市、芳井敬一社長)は2022年6月、横浜市戸塚区に「DPL横浜戸塚」をしゅん工する。交通の利便性が高いことに加え、ロボットの活用を想定して大容量の電力も確保する。  同施設の所在地は横浜市戸塚区戸塚町775。横浜新道上矢部インターチェンジ(IC)から約4キロメートル、横浜横須賀道路日野ICから約4・5キロメートルに位置し、東名高速道路や圏央道にアクセスしやすい。敷地面積は5万6373・23平方メートル。地上4階建てで、延べ床面積は12万6155・78平方メートル。最大16テナントの入居が可能。免震システムを採用し、非常用発電機も備える。  物流業界の人手不足の解消に向け、ロボットを活用した自動化が進むことを想定し、大容量の電力も確保する。施設内でロボットを自由に配置できるようにするため、ケーブルラックも柔軟な配置するなど工夫を凝らす。  また、テナント企業に対し、グループ企業のダイワロジテックが、AI(人工知能)やロボットなどの最新技術を導入した、作業効率を最大限に高める物流オペレーションの提案も行う。テナント企業の従業員の労働環境にも配慮。従業員専用の保育施設や休憩スペースも整備し、同社では初となる全館空調設備も完備する。  市街地に位置する物流施設という特性上、周辺環境に配慮した外観デザインを採用。施設の隣には、近隣住民の憩いの場となっている柏尾川が流れていることから、施設と柏尾川遊歩道をつなぐ屋外デッキも設置する。

保育施設(イメージ)