- 物流企業
20/09/29
日通、「NEX-TEC伊豆」の研修棟をしゅん工
日本通運(本社・東京、斎藤充社長)は9月、社員の技能教育の中核施設「NEX-TEC伊豆」の研修棟をしゅん工した。創立80周年記念事業の一環。今後、第二整備棟が2021年9月にしゅん工すると、リニューアル事業の建て替え・新設工事はすべて完了となる。
研修棟は食堂や大研修室、中研修室などがあり、全館バリアフリー。ムスリム向けの礼拝室を備えるなど、ダイバーシティにも配慮している。十分な耐震性能や非常用発電装置、 L E D照明などの設備のほか、高断熱材を使用し、災害に強くCO2(二酸化炭素)排出を抑制した環境配慮型施設という。
同工事は17年10月に着工し、昨年7月に宿泊棟・浴室棟が完成している。日通は、「NEX-TEC伊豆」を「安全・品質」に関する技能向上のための象徴と位置付け、「これからも社会から求められ信頼される存在であり続けることを目指す」(日通)。