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20/09/29

TAKADAと伊藤忠テクノ、大型家具配送の合弁会社を設立

 関東で配送事業を行うタカダ・トランスポートサービスを傘下にもつTAKADA(本社・さいたま市、髙田輝成社長)と、伊藤忠テクノソリューション(同・東京、柘植一郎社長)は6月1日、合弁会社TriValue(同・さいたま市、髙田輝成社長)を設立した。9月から、大型家具を中心とした配送元請事業を行う。
 TriValueは、家具メーカーや小売業者に配送や倉庫を含めた物流サービスを提供する。荷主、消費者、配送事業者に向けた総合的な物流プラットフォームを活用。配送可能日や状況をリアルタイムで可視化したり、配送ルートや積み荷を最適化することで、消費者の利便性の向上と業務の効率化を実現する。
 伊藤忠テクノは2011年から、配車計画を自動作成し輸配送を最適化するクラウドサービス「Mobile Asset Management Service(MAMS)」を提供。TriValueは MAMSを活用し、効率的な共同配送サービスを実現するDX(デジタル・トランスフォーメイション)を実践していく。配送業務はTAKADAが担う。