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20/09/25

日野自、10月からコネクティッドトラックで「MOVO Fleet」

 日野自動車(本社・東京都日野市、下義生社長)は10月1日から、同社のコネクティッドトラックでHacobu(同・東京、佐々木太郎社長)の動態管理サービス「MOVO Fleet」専用プランを提供する。コネクティッドトラックは車載GPSを標準搭載しているため、新たな専用端末を設置することなく同サービスが利用できる。


 MOVO Fleetはリアルタイムで車両位置を把握し、自動で登録地点の入出記録を保存。配送計画にもとづいて遅延予想アラートを発出できるほか、車両の業務開始から終了までの動きが自動で記録され、日報を簡単に作成できる。
 専用プランは「専用GPS端末が不要のため低コスト」とし、1台あたりの初回登録料金は2000円(税別)、利用料は月額900円(税別)。対象車両は、2017年5月以降発売の日野プロフィアと日野レンジャーおよび2019年5月以降発売の日野デュトロ。対象外の車両でも専用GPS端末を車載すれば利用でき、1画面で全車両を把握できるという。

 同社は19年9月にHacobuと資本業務提携契約を締結し、20年5月にはHacobuの物流ソリューションLogistics Cloud「MOVO」に同社のトラック車載GPSの位置情報を接続。両社は今後さらに連携を強化し、接続した車両・走行データを活用したサービスを展開していく。