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20/09/25

農総研、加工機能併設の「出雲集荷場」開設

出雲集荷場 外観

 農業総合研究所(本社・和歌山市、堀内寛社長)は9月15日、島根県出雲市に農産物出荷施設「出雲集荷場」を開設した。同研究所で初の試みとして、パッキング・ラベリングなどの本格的な加工機能を併設。産地からの物流効率を最大化し、青果類流通の拡大を狙う。
 所在地は出雲市長浜町 516ノ41。運営を手掛けるのは生活協同組合しまねと間口ウエストロジとの合弁会社「まい・しまね流通ラボ」で、生活協同組合しまねの遊休施設を活用する。
 生産者が行っている商品の加工作業を受託して中・大規模生産者からの集荷拡大を図り、物量の増加と安定化、調達の効率化を目指す。県外出荷の効率性を高める取り組みの戦略拠点とし、近畿圏など都市部の消費地に良質な農産物を鮮度を保って届けたいとしている。