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20/09/24

JR貨物、広島県福山市に東福山駅新総合事務所を完成

 JR貨物(本社・東京、真貝康一社長)は9月15日、広島県福山市に貨物駅の東福山駅新総合事務所を完成させた。駅事務所と利用運送事業者の事務所を一体化して高層化。貨物鉄道利用の拡大に活用可能な新たな用地を生み出した。

 所在地は広島県福山市引野町4ノ50ノ1。鉄骨造3階建てで延床面積は約1000平方メートル。残りの敷地には、総合物流施設やトラック駐車場などへの活用を検討している。
 また、同事務所はバリアフリー化など、職場環境の改善もなされている。さらに、災害対応のための浸水対策や駅北側用地にBCP(事業継続性)対策のトラック駐車スペースも確保した。

 駅機能の高度化を目的として、不要設備の撤去と建物の合築で、用地の生み出しとその活用方法について検討する「駅のグランドデザイン策定」プロジェクトの第1号物件。