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20/09/18
アリババ、新たな配送ロボット などを発表
アリババグループのアリババクラウド・ジャパンサービス(本社・東京、香山誠社長)は9月17日、ネットワーク経由でサービスを提供することが前提の製品であるクラウド・コンピュータや配送ロボットなどを発表した。ウィズコロナ下の世界でデジタルトランスフォーメーションの推進を支援する。
配送ロボットはアリババDAMOアカデミーが開発したもの。自律型で1度に50個の荷物を運ぶことができ、1回の充電で最大100キロの走行が可能。AI(人工知能)が試行錯誤して自ら考える強化学習技術を取り入れたロボットで自らルートを決めて走行する。
中国では、オンラインショッピングの進展で1日に2億個の荷物が運ばれていて、今後1日に10億個まで増加するとみこまれている。配送ロボットは、指定されたコミュニティへの配送で1日に 500個程度の荷物が運べ、中国におけるラストワンマイル配送の需要への対応が期待できる。
イベントではこの他に軽量で、モニターと接続するだけで、高性能なコンピュータが使用できるクラウド・コンピュータなども紹介された。