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20/09/17

プロロジス、つくばエリア3拠点目のZOZO専用物流施設をしゅん工

 プロロジス(本社・東京都、山田御酒社長)は9月16日、日本最大級のファッション通販サイト 「ZOZOTOWN」を運営するZOZO(同・千葉市、澤田宏太郎社長)の専用物流施設「プロロジスパークつくば2」をしゅん工した。
 所在地は茨城県つくば市さくらの森25ノ3。圏央道つくば中央インターチェンジ(IC)から約8・0キロメートル、常磐道土浦北ICから約8・5キロメートル、常磐道谷田部ICから約13キロメートルに立地。北関東方面への配送および、常磐道から都心方面へのアクセスにも優れている。また、圏央道の利用により、都心部を経由せずに東西広域と東日本全域をカバーでき、広域戦略拠点としても活用可能。
 敷地面積約5万平方メートル、4階建てで、延床面積は約11万平方メートル。1階、3階、4階に合計90台のトラックバースを設け、ダブルランプウェイにより、大型車両が直接上階にアクセス可能。敷地内の車両動線はワンウェイで計画し、安全性にも配慮。また、将来的な庫内オペレーション自動化の可能性も考慮し、ワンフロア最大約2万6000平方メートルを確保した。
 環境・省エネへの取り組みとしては全館LED照明で、2〜4階の倉庫部分には、プロロジスが開発に携わった高天井用人感センサー付LEDベースライトを導入。環境負荷軽減を図り、電気使用量削減に貢献する。また、部分的に壁面緑化を取り入れて温室効果ガスの低減を目指す。これらの取り組みにより、9月末にはCASBEE(建築環境総合性能評価システム)Aを取得予定。
 つくば市内のZOZOの物流施設は、今回しゅん工した「プロロジスパークつくば2」から6キロメートルの地点に「プロロジスパークつくば1-A」と「プロロジスパークつくば1-B」が稼働中。ZOZOは、つくばエリアの3拠点を一体的に活用し、受注から配送までの一連の業務であるフルフィルメント機能を強化する。