スズケン、シンバイオ製薬抗悪性腫瘍剤の全国流通を担う

　スズケン（本社・名古屋市、宮田浩美社長）は10月より、シンバイオ製薬（同・東京、吉田文紀社長）が自社販売を開始する抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」について、日本国内でのメーカー物流および卸流通の業務を行う。
　メーカー物流は、エス・ディ・コラボが受託し、メーカー物流センターでの保管・管理をエス・ディ・ロジが担う。また、メーカー物流センターから卸物流センターまでの輸配送を、中央運輸を中心とした医薬品共同配送ネットワークが担う。３社はいずれもスズケンの連結子会社。
　卸流通については、スズケングループの医薬品卸７社と東邦薬品をはじめとする共創未来グループ各社が担う。
　今回の業務受託では、スズケングループが業界に先駆けて事業展開したメーカー物流およびスペシャリティ医薬品流通の実績や、グループ各社の物流サービスと機能がシンバイオに評価された。