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20/09/04

セイノーHD、置き配サービスを全国展開へ

 セイノーホールディングスの関連子会社であるココネット(本社・東京、河合秀治社長)は8月31日、フリーペーパーや折り込み広告の配布を手掛けるリビングプロシード(同・同、小泉一郎社長)をグループ化した。宅配業界での人材のオープン化を進め、業界の課題解決につなげる。
 ココネットが出資するジョイントベンチャーのLOCCOが、4月から提供している「幹線+ギクワーク」による置き配サービス「OCCO」を、全国に展開するLCC宅配ネットワークへと強化することが目的。
 リビングプロシードが保有する約1万人の配布員=必要なときに必要なときだけ働くギグワーカーのネットワークを「OCCO」と融合させることで、物流におけるラストワンマイルのオープン・パブリック・プラットフォーム構築をさらに加速させる。これにより、従来と比較して革新的な価格で、荷物を確実に届けることが可能となる。