- 物流企業
20/09/02
鈴与、文書管理システム連携でテレワークを後押し
文書管理システムの鈴与(本社・静岡市、鈴木健一郎社長)は8月31日、契約書の作成から保管までの業務全般をトータルプロデュースするサービスを開始した。電子契約書や契約検討にかかわるすべての情報の一元管理で、法務業務のテレワーク化を後押しする。
WEB完結型の電子契約サービス「クラウドサイン」およびAI(人工知能)搭載オンラインエディタ「LAWGUE」とシステム連携し実現した。
クラウドサインとの連携では、紙の契約書原本やPDFデータと電子契約書を一元管理できる仕組みを構築。さらにLAWGUEとの連携では、紙や電子契約のデータから契約書作成時のあらゆる情報まで「鈴与の文書管理システム」に一元化して検索可能にした。テレワーク環境下でも契約書作成業務が効率的にできるという。クライアントのニーズに合わせてサービスを提供する。
同社が6月に実施した調査によると、契約書にかかわるテレワーク中の会社員のうち7割が文書作成や押印業務で出勤しなければならなかったと回答。また、出勤時よりもテレワーク時の方が契約書業務に時間がかかっていたことが分かった。