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20/09/01

流通サービス、オルビス向け物流センターに最先端ロボマテハン導入

 流通サービス(本社・埼玉県草加市、神田隆社長)は8月25日、埼玉県加須市の騎西物流センターで行う化粧品大手オルビス向け業務に、330台の自動搬送機(AGV)を導入した。労働負荷を大幅に低減する一方で、物流コストを削減しつつ出荷量激増に対応する。
 中国のロボットメーカーZhejiang LiBiao Robot製のAGVを導入した。このAGVは、AI(人工知能)技術を活用した優れた管理システムによって最適なルートで走行し、循環する仕組みで、バッテリー消耗時には稼働エリア内の充電ステーションへと向かい、自ら充電する。
 見込まれる効果は、①省人化によるコスト削減②複数業務統合による省人化③出荷能力現状比30%増④労働負荷低減(待たせない・歩かせない・持たせない・考えさせない)⑤省スペース化による空きスペースの創出ーーなど。
 今回の導入により、これまでより人員は89人から65人と27%減、出荷能力は1800件/時間から2400件/時間と約30%の大幅増となる。

最先端のロボマテハンを導入した騎西物流センター