ＪＩＬＳ、ロジスティクス基礎講座、初のオンライン開催へ

　日本ロジスティクスシステム協会（＝ＪＩＬＳ、遠藤信博会長）は11月５日から、新任担当者や新入社員が物流・ロジスティクスに関する基本的な知識や技法を体系的に学ぶことができる「ロジスティクス基礎講座」を初めてオンラインで開催する。
　同講座はこれまで、東京・大阪・愛知・福岡の各地区で集合型で開催していたが、コロナ禍で集合型の研修に参加できない産業界のニーズを受け、Ｚｏｏｍウェビナーを利用したオンラインで開催することとなった。オンライン開催により、どこからでもロジスティクスの基礎を学ぶことが可能となった。
　受講対象者は物流・ロジスティクスに関わる部門の新入社員、新任担当者（物流・調達・生産・営業部門など）、物流・ロジスティクスの基礎知識を身につけたい方。受講料は１人当たりで、ＪＩＬＳ会員が８万円（税別)、会員外は９万５千円（税別）。
　講義内容は従来の集合型と同様で、包装、輸送、保管、荷役、情報などの物流の各機能に加え、物流コストや在庫管理など、物流・ロジスティクスに関連する業務を遂行する上でおさえておくべき内容を学習することができる。申し込み方法詳細はＪＩＬＳのＨＰに掲載する。問い合わせ先はＪＩＬＳ総合研究所。電話０３（３４３６）３１９１。メールeducation@logistics.or.jpまで。