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20/08/28

日通、インドネシア現地法人がハラル認証を取得

 日本通運(本社・東京、斎藤充社長)は7月、ゴーベル工業団地にある「ブカシロジスティクスセンター」で、ハラル認証を取得した。イスラム市場へ進出する企業のサプライチェーンのサポートを強化する。
 ブカシロジスティクスセンターは、NEXロジスティクスインドネシアが運営。倉庫内に冷凍・冷蔵・定温施設を完備しており、今後あらゆる温度帯でハラール製品の保管が可能となる。
 日通は今回の取得も含め、インドネシアで、グループ3社がハラル認証を取得しており、航空・海運フォワーディング、倉庫保管および配送までの包括的なハラル物流サービスの提供ができる。
 人口2億6000万人のおよそ9割をイスラム教徒が占める同国では、2019年10月に食品・化粧品・医薬品の生産・流通企業に対しハラル認証取得義務を課したことで、ハラル製品の物流拠点の需要が高まっている。