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20/08/28

佐川急便、「クールファンベスト」で熱中症対策

 

クールファンベストを着用して作業する従業員の様子

佐川急便(本社・京都、本村正秀社長)は8月7日、同社営業所で構内作業を担当する従業員を対象に「クールファンベスト」を配布した。配布数は約2800枚。夏期の熱中症を予防する取り組みの一環。
 クールファンベストは、冷却ファンを内蔵しており、稼働中はベスト内部に送風し続けることができる。使用時間は約10時間。
 同社の荷物仕分けなどをう物流現場では、適切な水分補給やナトリウム(塩分)の摂取推奨、ハーフパンツを制服として設定するなど、これまでもさまざまな暑さ対策が行われてきた。
 今後、暑さがさらに厳しくなった場合、物流現場での生産性の低下が懸念されることから、従業員の熱中症リスクの軽減や疲労度の低下が見込めるクールファンベストを導入し、作業環境の改善を図って、従業員満足度の向上を目指していく。