- 物流企業
20/08/28
JR九州と佐川急便、博多ー鹿児島間で新幹線を使い貨客混載
JR九州(本社・福岡市、青柳俊彦社長)と佐川急便(同・京都市、本村正秀社長)は8月26日、宅配便荷物を九州新幹線で運ぶ貨客混載事業の協業で基本合意した。
佐川急便では、九州地域内での集配効率を高めるために列車を使った荷物輸送の可能性を模索。JR九州も、九州新幹線車内の余剰スペース(業務用室)を有効活用し、収入につなげることができると判断し、両社で取組むこととなった。
九州新幹線の博多駅・鹿児島中央駅上下間で、余剰スペースへ宅配便荷物を収納した専用ボックスを積載しての輸送を検討。今後、事業実施に向け実証実験など行っていく予定。