• 物流企業

20/08/27

セイノーHD、ファンドで物流3社を支援

 セイノーホールディングス(本社・岐阜県大垣市、田口義隆社長)が参画するファンドLogistics Innovation Fundが目標金額の70億円に到達し、物流業界のスタートアップ企業3社への投資が順次スタートした。物流周辺領域の新たなプラットフォーム(基盤)構築や既存物流業務のプロセス改善、物流オペレーション領域の拡大を図る企業を支援する。
 8月24日に発表された投資先は、次世代ID/Keyプラットフォームを提供するビットキー(本社・東京、江尻祐樹CEO)、OTC医薬品EC(電子商取引)事業・オンライン服薬指導・処方薬配送事業を展開するミナカラ(同、喜納信也CEO)の2社。今後投資予定の残り1社は非公開。
 同ファンドは今回、新たなパートナーとして大垣共立銀行(本社・岐阜県大垣市、境敏幸頭取)および十六銀行(同・岐阜市、村瀬幸雄頭取)から合計15億円の出資を受け、目標金額を達成した。