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20/08/27

サンデンRS、10月に新型の可動式保冷庫

 

 サンデン・リテールシステム(本社・東京、森益哉社長)は可動式保冷庫「REVOCOOL(レボクール)」の新型を10月に発売する。サイズを工夫して、温度帯の異なる混載輸送の効率を向上させた。遠隔監視機能を搭載したモデルも同時発売し、流通する食品の鮮度保持に貢献する。

レボクール利用イメージ

 新型は、無駄のないサイズ設計が特徴。物流業界で広く普及している運搬用台車「カゴ車」と同程度のサイズで高さ1700ミリメートル×幅1136ミリメートル×奥行836ミリメートルに設計。常温・冷蔵・冷凍の混載でも効率よく運搬用トラックに積み込める。
 保冷温度はマイナス20度以下と2~8度に対応。冷凍・冷蔵の切り替えができるほか、無電源でも10時間の保冷が可能。表示パネルは温度・エラー・バッテリー残量・保冷残時間を一目で確認できる。

保冷時間を「見える化」する表示パネル

カラーバリエーションがあり、バンパーの色を選択できる

 また、遠隔監視機能の搭載モデルは輸送中だけでなく前後の過程も含め、食品の鮮度を保つ温度や位置情報を監視できる。