アマゾンジャパン、首都圏に４カ所の物流拠点を新設

　アマゾンジャパン（本社・東京、ジェフ・ハヤシダ社長）は今年下半期、首都圏４カ所で新たな物流拠点「フルフィルメントセンター（ＦＣ）」を開設する。国内の物流拠点を拡大することで、商品の品ぞろえの強化と、より迅速な配送を目指す。
　「久喜ＦＣ」は8月26日、埼玉県久喜市上清久桟敷1000ノ１に開設。延べ床面積は約15万1501平方メートル。「府中ＦＣ」は10月7日、東京都府中市四谷５ノ23ノ62に設置。延べ床面積約３万1157平方メートル。
　10月28日には、埼玉県坂戸市西インター１に延べ床面積約７万7795平方メートルの「坂戸ＦＣ」と、埼玉県上尾市堤崎前谷ほかに延べ床面積約９万1245平方メートルの「上尾ＦＣ」を開設。坂戸と上尾では、商品棚を持ち上げて移動するロボットを活用した取り組み「Amazon Robotics（アマゾンロボティクス）」を実施する。
　また、この４拠点では原則としてプラスチックを使用したパッケージや緩衝材の使用を廃止するなど、地球環境保護の取り組みも推進していく。
　アマゾンジャパンのジェフ・ハヤシダ社長は今回の増設で国内21拠点となることに触れ、「今後も利用者により快適なオンラインショッピング体験を提供したい」とした。