• 物流機器メーカー

20/08/21

三菱ふそう、電気小型トラック「eCanter」に先進安全装置を搭載

 三菱ふそう(本社・川崎市、ハートムット・シック社長)は8月、電気小型トラック「eCanter」に先進安全装置を標準搭載し、販売を開始した。
 新規搭載された衝突被害軽減ブレーキ (AEBS)は、フロントバンパーに搭載した高精度ミリ波レーダーが前方の車両や歩行者を検知し、衝突の危険を察知するとドライバーに警報を発しブレーキを作動して衝突回避を支援する機能。
 また、車両姿勢を常にセンサーで感知し、カーブでの横滑り、横転等の危険性が生じた場合、モーター駆動や4輪のブレーキ力を制御し危険回避をサポートする車両安定性制御装置「ESP」も搭載。
 さらに、ウィンカー操作を行わずに車両が車線を逸脱した場合、白線認識カメラが車線逸脱を検知し、ドライバーにブザーで注意を喚起する車両逸脱警報装置(LDWS)によりドライバーの安全運転をサポートする。
 「eCanter」の充電時間は急速充電で最大約1・5時間、普通充電では最大約11時間の充電で、航続距離は約100キロメートルを確保している。