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20/08/21

ZMP、セイコーエプソンGに物流支援ロボットを導入

 ZMP(本社・東京、谷口恒社長)はこのほど、同社が販売している物流支援ロボット「CarriRo®(キャリロ)AD+(パレット積載タイプ)」が、大手精密機器メーカー、セイコーエプソングループの秋田エプソン(同・秋田県湯沢市、遠藤正敏社長)に導入された。

 秋田エプソンでは、搬送の自動化・省力化を目的に、今年3月から「CarriRo®(キャリロ)AD+」1台を導入。1日最大30回の搬送を行う必要があった倉庫から製造現場まで往復約300メートルのルートを完全自動化したことで、工場内の残業抑制や空いた時間を他の作業や業務改善に充てられるようになった。
 また、重量物を搬送する際の作業負荷軽減、狭い通路で人と接触するリスクによる安全性の課題も同時に解決することにも繋がった。
 CarriRo®の導入にあたっては、走行性能、安全性、最大600キログラムの可搬重量、ランドマークでのルート設定で経路やアクションを自由に設定・変更できるといった4つの特徴が決め手になったという。

CarriRo® AD+(パレット積載タイプ)が折り畳みコンテナを搬送している様子