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20/08/17

ヤマト運輸、スーパーやドラッグストアでEC商品の受け取りを可能に

 ヤマト運輸(本社・東京、栗栖利蔵社長)は11月、EC(電子商取引)サイトで購入した商品を全国のドラッグストアやスーパーで受け取り可能にする。EC購入者の利便性を拡大する。
 英国のデジタル企業Doddle Parcel Servicesの提供する受け取り・返品システムを活用する。ヤマトの新配送商品「EAZY」導入事業者や、特定EC事業者が対象。


 Doddle社のシステムは、新たな投資が必要なく専用端末を設置するだけで、開始できる。商品購入者は、購入後に送付される二次元バーコードを提示するだけでスムーズな受け取りが可能。
 商品購入者にとっては、生活圏内で受け取りできる場所が増え、荷物を待つ時間の解消にもつながる。導入店舗には、「ついで買い」の需要拡大が期待できる。
 両社は、今後も提携を深め、来年3月には返品にも対応する予定。