• 物流企業

20/08/17

ボルテックスセイグン、自動トラック開発へ

 総合物流企業のボルテックスセイグン(本社・群馬県安中市、武井宏社長)は8月から、自動トラックでの工場内搬送を目指すプロジェクトを開始した。群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センター開発の自動運転機能をトラックに適用。自動搬送車として2022年2月までに同社の物流現場で実用化する。

 工場内自動搬送はこれまで、埋設された磁気誘導棒の上を走るものが多かったが、同プロジェクトの自動トラック開発が実現すれば自動搬送の大型化・フリーロケーション化が可能。製造棟が複数ある大型製造工場への普及・販売展開などが期待される。 

 群馬大学など「オール群馬」の産学官金連携で、工場内の省人・効率化、大型トラックの自動運転による「最短自動搬送」サービスを構築するプロジェクト。経済産業省の令和2年度商業・サービス競争力強化連携支援事業に採択された。