- 物流企業
20/08/07
郵船ロジ、非常用発電機の見直しで緊急時対策を強化
郵船ロジスティクス(本社・東京、神山亨社長)は成田空港隣接の成田ロジスティクスセンター(千葉県芝山町)とセントレア中部国際空港島内の中部ロジスティクスセンター(愛知県常滑市)の非常用発電機を見直し、緊急時対策を強化した。
成田のセンターでは7月下旬、2基設置している非常用発電機のうち1基の容量を増強し、中部のセンターには同時期に非常用発電機を新設。それぞれ、非常事態でも通常のオペレーション業務が継続できる体制を整えた。
昨年の台風15号による成田地区の大規模停電では通常オペレーションの再開に手間取ったため、今後の同様の停電発生リスクに備えた。非常事態でも顧客の貨物と現場従業員の働く環境を守り、通常業務を継続するための十分な電力を確保したという。
同社は中長期経営計画の基本戦略で「世界のどこでも安定した競争力のあるサービスを提供する」としている。緊急時にも物流機能の停止を回避し、安定した物流サービスの提供を図る。