ブリヂストン、超偏平シングルスタッドレスタイヤ「GREATEC W953」を発売

　ブリヂストン（本社・東京、東正浩ＣＯＯ兼日本事業社長）は、超偏平シングルスタッドレスタイヤ「GREATEC W953（グレイテック ダブリューキューゴーサン）」を９月１日に発売する。発売サイズは２サイズで、オープン価格。

　「GREATEC」は北米を中心に販売しているタイヤブランド。大型トラックの後輪タイヤは通常２本セットで装着されているが、「GREATEC」は単輪で走行できるようにタイヤ幅を広くし、車重を支えられるようタイヤ構造を強化している。これによりトータル重量を抑えて車両軽量化につなげ、積載重量を増すことが可能となり、輸送効率化に貢献する。
　今回発売する「GREATEC W953」は、冬道特有の凍結路面や積雪路面などでより安全に走行できるよう、トレッドゴムやパタン技術など、同社のスタッドレスタイヤ先端技術を採用。また、今年３月に発売した「GREATEC M829」で採用している、ベルト張力を高めるための周方向のベルト構造「ウェーブド・ベルト構造」や、プライ端部にかかるひずみを低減させるためのビード構造「ワインド・ビード構造」を搭載。耐荷重を確保することでタイヤの軽量化も実現している。