• 統計・データ

20/07/29

荷動き指数7〜9月、コロナの影響でマイナス62に

 日通総合研究所(本社・東京、青山陽一社長)によると、7〜9月の荷動きの見通しを示す「荷動き指数」(速報値)は、4~6月実績比3ポイント増のマイナス62の見通し。コロナウィルスによる感染症の影響で、全業種がマイナスになった。
 7~9月は、国内向け出荷の荷動きの増加を見込む荷主が、4〜6月実績比からマイナス3ポイントの4、横ばいは同プラス9ポイントの30、減少は同マイナス6ポイントの66となっている。
 業種別に荷動き指数をみると「木材・家具」がマイナス81、「鉄鋼・非鉄」がマイナス77、「輸送用機械」がマイナス75と以前として低い水準だが4~6月期に比べては若干回復の兆しが見える。一方の卸売りでは4~6月に比べて悪化の見通しとなっている。