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20/07/22

大和物流、滋賀県湖南市の物流センターを建て替え

 大和物流(本社・大阪市、木下健治社長)は2021年7月、滋賀県湖南市の滋賀物流センターを建て替える。建材や住宅設備機器の保管・輸送拠点として活用されている同センターを、今後のさらなる物流需要の増加を見込み、現行の平屋建てから地上3階建てに拡張する。

完成予想図

 

 所在地は滋賀県湖南市朝国東261ノ1ほか。名神高速道路竜王インターチェンジ(IC)から約10キロメートル、名神高速道路栗東湖南ICから約11キロメートルの立地。敷地面積は1万4722・85平方メートル。鉄骨造地上3階建てで、1万5285平方メートル。延床面積は現行の既存棟2918・72平方メートルから大幅に増床。18年1月に開発した増築棟の3432平方メートルと合わせると、1万8717平方メートルとなる。
 トラックバースは低床式ホームを採用、荷重2・8トンの天井クレーンを設置し、建材などの重量物の取り扱いに最適な仕様。また、10メートルのひさしで天候に左右されない入出庫が可能となる。
 同センターはその立地特性を活かし、建築・建材や産業機器などの製造業やサプライヤー向けの調達物流・販売物流の物流センターとして運用する計画。保管・在庫管理だけでなく、各種流通加工や共同配送など、幅広い顧客ニーズに対応した物流サービスを提供する。