- 物流企業
20/07/20
南日本運輸倉庫、DENBAと業務提携
南日本運輸倉庫(本社・東京、大園圭一郎社長)とDENBA(同・後藤錦隆社長)は7月、マイナス温度帯で食品の水分を完全に凍結させず保存する「DENBA+システム」を活用し、国内外へ鮮度を維持したまま生鮮食品を届ける次世代コールドチェーンを目指し業務提携した。
国産品の販路を海外に広げることを実現し生産者を支援していく。また、食材を活かすことで社会問題でもあるフードロス解消と、配送効率化による二酸化炭素(CO2)削減効果が期待される。
次世代コールドチェーンは、生鮮食品を劣化させることなく、鮮度を維持したまま保管・輸送できる新しい物流手法。これにより国産品の世界販路の拡大に期待できる。また素材を無駄にしないことからフードロスを解消し、積載率向上に伴うCO2削減を実現する環境にも優しい物流。
DENBA+システムは、水の共振を利用し水分子を活性化、商品ごとの鮮度維持に最適な環境を作り出す特許技術。
両社は今後、合弁会社を設立し、生鮮食品のサプライチェーン・ソリューションサービスの提供を開始する。